5月30日(月)15時より、自死者追悼法要「倶会一処~ともに生き、ともに祈る」のスタッフ研修を大本山増上寺会館「椿の間」とZOOM併催いたしました。会場は15名、オンライン視聴17名の方がご参加くださいました。
この研修は、追悼法要の当日に関わるスタッフ向けの研修であり、法要に対する心構えを学び、参列者に寄り添った対応が出来るよう、毎年2回の事前研修を実施しております。本年度第2回目は大正大学教授、神奈川教区慶岸寺御住職の林田康順先生をお招きしてご講義を賜りました。
「浄土宗僧侶に求められるもの」と題し、自死に繋がらないようにする対応や先立たれた自死者、また、ご遺族のお気持ちの受け止め方、そして、どのように向き合い接していくべきかを段落ごとにまとめられ、お話を頂戴しました。
先生からは、心底から死を望む人はいないということ、人の身で生れてこられたあなたは唯一無二の存在で孤独では決してない、命を粗末にしないでほしいと述べられたうえで、私たち浄土宗僧侶が出来ることは、ご遺族に対し、亡き人とは必ず極楽浄土で再会できる「倶会一処」の有難い浄土宗のみ教えがあることを説き示し、さらに亡き人の分まで精一杯生きて、亡き人が微笑んでくださるような人生を全うしなければならないと伝えることが大切であるとご教示され、身の引き締まる、とても良い研修となりました。
ご参加されました方にも、先生の熱いメッセージが当日の追悼法要に生かされることと確信しています。
南無阿弥陀仏 (耕野孝順)