拝啓 仲春の候、ご清祥のことと拝察申し上げます。
このたび教宣師会では6月10日(土)、12回目となります自死者追悼法要「倶会一処 ~ともに生き、ともに祈る~」を昨年に引き続きオンラインにて開催することとなりました。本年も昨年同様に感染症対策のため、当日の追悼法要は教宣師会が中心となり少人数にて開催する運びとなりました。

これまでは当日のスタッフ向けに事前研修を行っていましたが、コロナ禍で社会全体の自死のリスクが高まっているなか、私たち僧侶はこの状況をどのように受け止め、辛く悲しい思いを抱かれた自死遺族の方々と向き合うことができるのかを改めて考え、しっかりとしたご遺族へのケアと浄土宗僧侶としての確固たる心構えを、自死遺族の現状とケアのあり方、そして浄土宗義からの自死の捉え方の両面から学びたいと思います。

下記要領にて2回の講習会を感染症対策としてZoomを利用したオンラインにて開催します。自死問題に僧侶としてどのように向き合うか、一緒に考えながら進めてまいります。自死問題に関心をお持ちの方は、是非ご出席ください。

合掌

 

—————————————————————————————————————————————————————

○第一回
日時 : 5月30日(日)18時~20時
講師 : 尾角光美 先生
概要 :『自死遺族のグリーフサポートについて』

尾角光美
一般社団法人リヴオン 代表理事。
19歳で母を亡くす。あしなが育英会で病気、災害、自殺、テロ等による遺児たちのケアに携わる。2006年自殺対策基本法制定以後、全国の自治体、学校などから講演、研修の講師として呼ばれ、自殺予防やグリーフケアに関して伝え広める。2009年「グリーフケアが当たり前にある社会」の実現を目指してリヴオンを立ち上げる。大阪府や京都府の自殺対策推進協議会等のメンバーとしても、自死遺族支援のリーフレット作成や条例の制定に関わる。石川県小松市勝光寺における「グリーフサポート連続講座」が認められ、寺院とNPOの協働を表彰する浄土宗第5回「共生・地域文化大賞」にて「共生優秀賞」受賞。日本財団国際フェローシップのフェロー5期生として英国に留学、2018年ヨーク大学大学院国際比較社会政策修士号取得。単著『なくしたものとつながる生き方』(サンマーク出版)共著『自殺をケアするということ』(ミネルヴァ書房)。
https://www.live-on.me/

 

○第二回
日時 : 6月6日(日)18時~20時
講師 : 吉水岳彦 上人
概要 : 浄土宗の自死の受け取り方
「極楽に往き生まれてー永遠にともにー」

吉水岳彦
1978年、東京生まれ。2016年より病院のスピリチュアルケアワーカーとしても活動する。現在、浄土宗光照院住職、臨床仏教研究所研究員、大正大学非常勤講師、淑徳大学兼任講師、上智大学グリーフケア人材養成講座非常勤講師、東京慈恵医科大学病院非常勤講師

—————————————————————————————————————————————————————

※ 自死問題に関心がおありの方は、教宣師会会員に限らず、教区内教師・寺庭の方もご参加ください。
※ 講習会に参加される方は、事前に「ともに祈る」事務局まで
tomoniinoru@gmail.comもしくはFAX (03-3911-1270)にてお申し込みください。