木々が夏に向け青々と茂る季節となりました。令和7年自死者追悼法要「倶会一処~ともに生き、ともに祈る~」のご報告を申し上げます。
本法要は今年で16回目を迎え、昨年と同様6月10日「時の記念日」に増上寺にて会場での参列とYouTube配信を併用してお勤めしました。今回は数年ぶりに「安国殿」から「大殿三階仏間」へ会場を戻して開催いたしました。
「時の記念日」は、飛鳥時代に天智天皇が初めて水時計による時の報せを行ったことを記念し制定された日であります。当会では大切な方と向き合う時間(とき)をゆっくり過ごしていただきたいという想いから、毎年6月10日「時の記念日」に合わせて有志の僧侶が追悼法要を営んでいます。
当日は雨が降り足元の悪い中36名の方がご参列され、ご本尊・阿弥陀如来(あみだにょらい)さまに向かい、法要の様子を画面越しからご視聴されていらっしゃるご遺族と共々に手を合わせ「南無阿弥陀仏」のお念仏をお称えいたしました。また、法要の中で「亡き方へ宛てられたお手紙」を香に薫じ、ご本尊へ奉納いたしました。
阿弥陀さまは、わたくしたちのご心情をすべて受け止めてくださいます。大切な方のご生前の辛さも癒え、ご不自由もなくなっていく場所が、阿弥陀さまがおつくりになった「極楽浄土」であり、どのような方でも分け隔てなく平等にお浄土の世界へお救い取ってくださる尊い仏さまです。
本年も、ご遺族・ご朋友の皆様方とともに手を合わせ、亡き方へお念仏を捧げられましたことを有難く存じます。明年も、この追悼法要をお勤めする予定でございます。ご相談やお申込みなど、お気兼ねなく当会までお問合せください。
結びに、少しでも、皆様のお心が穏やかになりますよう、お祈り申し上げます。
合掌

